FLASH について、簡単に説明しましたが、慣れない方、見た経験の少ない方はこれでも難しいですよね。
エコー検査時には、 『馬と人の安全』 『エコーの機械の安全』 どちらも守らなければなりません。
ましてや、疝痛時の馬は興奮したり、よろけたり、時には急に転倒することもあります。
馬と 人と 機械を 正しい配置にして、できるだけ安全に配慮した検査を心がけてください。
ということで、
- 馬が後肢をあげたときに、蹴られない位置に立ちましょう。
- エコーも蹴られない位置におきましょう。
- 馬が後肢をあげたときに、プローブのコードが引っかからないように、 だらーん とぶら下げるのはやめましょう。
- 鼠経部にプローブを差し入れる時は、自分の背中を馬側につけて、手だけを差し込みましょう。
良い画像を得るためのコツは、 毛に含まれる空気をアルコールでしっかり除くこと、毛並みに沿ってプローブを動かすこと。
必要があれば 剃毛 すること。
プローブの移動だけでなく、方向、あてる強さによっても画像が変わります。安全に楽しく練習してください。
胸部(肺野)エコーに関しては、後日動画で紹介する予定です。