獣医療

「馬の急性腹症」の講習会

新型コロナウイルス感染症予防のため2年ぶりに開催された、胆振支部「馬部会」の講習会。

今年で第23回となりました。 過去の開催内容は…

  1. 1998年 CRと馬のレントゲン撮影
  2. 1999年 馬の疝痛
  3. 2000年 馬の跛行診断
  4. 2001年 馬の繁殖
  5. 2002年 馬の呼吸器疾患
  6. 2003年 馬の消化器疾患
  7. 2004年 サラブレッドのDOD(発育期整形外科疾患)
  8. 2005年 新生仔馬疾患の診断と治療/新生仔馬ICUの実際とケア
  9. 2006年 馬の麻酔 Dr.Ko
  10. 2007年 馬の腹腔鏡手術と上部気道疾患 Dr.Hendrickson
  11. 2008年 馬の臨床における獣医放射線診断の基礎と実際
  12. 2009年 馬の跛行診断医
  13. 2010年 馬の繁殖
  14. 2011年 馬の呼吸器疾患
  15. 2012年 馬の臨床における超音波画像診断
  16. 2013年 馬の蹄疾患と装蹄療法
  17. 2014年 馬の歯牙疾患とデンタルケア
  18. 2015年 若齢サラブレッドの発育期整形外科疾患(DOD)と栄養
  19. 2016年 馬の跛行診断の基礎と実際
  20. 2017年 馬の分娩と周産期(新生仔馬)疾患
  21. 2018年 馬の細菌感染症と抗菌薬治療
  22. 2019年 馬の最新画像診断

2020-2021年は開催できませんでした。このように数年おきに同じテーマについて講習していて、情報の更新を行っていましたが。。。なんとしたことか、一番大事な奴が20年もあいていました

ということで、今年は

「疝痛」

に関する講習会となりました。

20年で何が変わったのでしょうか。診断・治療・予後・予防、多角的な観点からアプローチすることで、情報を更新することは、非常に有意義なことです。

馬の急性腹症 演題

今回の講習会の演題と講師は以下の通り

急性腹症に対する外科手術・生存率アップデート」      社台ホースクリニック 鈴木吏 先生

「急性腹症に対する実践的超音波検査 もう一度基本から」 社台ホースクリニック 加藤史樹 先生

「回虫が関与する急性腹症」  NOSAI北海道みなみ統括 家畜高度医療センター 海道磨里 先生 

「帯広畜産大学動物医療センターにおける馬の開腹手術」-なぜうまくいかないのか?- 

                     帯広畜産大学・社台ホースクリニック 田上正明 先生

「結腸捻転 救命の最終手段としての大結腸亜全摘&Colopexyの新しい方法」

                  NOSAI北海道みなみ統括 家畜高度医療センター 樋口徹 先生

「社台ホースクリニックにおける空腸-空腸吻合術・空腸-盲腸吻合術の術後成績」

                              社台ホースクリニック 山家崇史 先生

「馬の開腹手術後における手術部位感染(SSI)のリスク因子の検討」

                              社台ホースクリニック 田上正幸 先生

動画配信

会場は50人の限定参加

当日の講義の内容は、録画配信を行っています。(獣医師・獣医学科学生のみ視聴可)

是非、下記URLよりご覧ください。

視聴申し込み:  https://forms.gle/wyqHvkYap5bhufn76